ボトックス治療について
歯ぎしりや食いしばりなどは
ボトックス注射で
改善が期待できます
ボトックス治療では、ボツリヌス菌のタンパク質を抽出して医療用に精製したものを、お悩みの箇所に打ち込みます。ボトックスには筋力を弛緩させる効果があり、対象の箇所に注射することで歯ぎしりや食いしばり、ガミースマイルなどの症状に対して改善が期待できます。当院はボトックス治療に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
TROUBLE
こんな場合はご相談ください
- 歯ぎしりをする
- ガミースマイルを治したい
- 食いしばり癖がある
- 歯が削れてしまった
ボトックス注射は薬機法の対象外です
未承認医薬品等であることの明示
当院で使用するボトックスは、国内承認を得ておらず薬機法の対象外となります。韓国では承認を受けており、安全性や品質については問題ありません。
入手経路の明示
治療に用いる医薬品は当院の歯科医師の判断の元、国内代理店経由で輸入手続きを行ったものです。
諸外国における
安全性等に係る情報の明示
韓国のMFDS(旧KFDA/韓国食品医薬品安全庁)から安全性や品質について承認を受けており、現在は世界の多くの国で使用されています。
医薬品副作用被害救済制度について
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
当院のボトックス治療
筋肉の活動状態を数値化した
筋電計測定
筋電計という装置を使用して筋肉の活動状態を数値化し、必要に応じた治療を行います。特に歯ぎしりや食いしばり、顎関節症などの症状がある場合、この筋電計の測定結果をもとに筋肉の緊張度が高いと判断された際に、ボトックス注射を用いた治療を実施しております。筋肉の過度な緊張を抑制し、顎関節や咀嚼筋の負担を軽減することで、症状の改善を目指しますのでお気軽にご相談ください。
ボトックス注射で得られる効果
補綴物の破損の防止・
歯牙の破損リスク防止
インプラント治療やマウスピース矯正を行っているかたは、過度な咬合力で補綴物などを傷つけてしまうことがあります。そのため、ボトックス注射で咬合力を弱めるご提案をしています。
歯ぎしりの改善
ボトックス注射には、歯ぎしりを改善させる効果が期待できます。歯ぎしりは強い力が歯や顎にかかるため、知覚過敏や歯周病、頭痛、肩こりなどさまざまな疾患を生じるリスクが増えてしまいます。ボトックス注射で咬筋を調整して、歯ぎしり対策をしましょう。
顔のエラ張りの解消
食いしばり癖があると、顔周りの筋肉が発達しすぎてエラが張ってしまうことがあります。食いしばり対策としては、ボトックス注射で筋肉の肥大を抑えることが効果的であり、エラの張りの改善も期待できます。
顎関節症の緩和
顎関節症の治療方法としては、マウスピースを用いて食いしばりを軽減する方法に加えて、ボトックス注射で筋肉を弛緩させる方法もあげられます。噛む力を調整できるため、顎にかかる負担が減って症状の緩和につながります。
よくあるご質問
ボトックス注射に副作用はありますか
薬剤を注射した箇所に腫れが出る、および顎に違和感が出る場合がありますが、いずれも一時的な症状です。
治療時に痛みを生じますか
注射時に痛みが生じる場合はあります。当院ではできる限り痛みが緩和されるよう、表面麻酔や低温薬剤の使用など、工夫して注射いたします。
身体に悪影響はないのでしょうか
ボトックス治療では、精製された医薬品であるボツリヌス製剤を使用しています。菌そのものではなく有効成分を抽出した薬剤を注射しますので、安心して治療を受けていただけます。
効果の持続期間はどのくらいでしょうか
治療効果は一般的に3〜4ヵ月間ほど持続します。ボトックス注射は治療を行うごとに噛む力が抑えられるため、徐々に間隔を広げることができます。治療を継続し、適正な状態になれば治療完了です。
費用
料金表
咬筋ボトックス | 27,500~44,000円 |
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お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。
Mastercard/など
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
国税庁のホームページ注意点・リスク・副作用
・ボトックス注射は自由診療となります。
・注射した患部近くが腫れたり、内出血を起こしたりすることがあります。
・妊娠中、授乳中のかたは施術を行えません。
・特定の薬(筋弛緩作用薬など)内服中のかたには施術を行えません。